阪神11R・神戸新聞杯・G2・馬トク激走馬=アルマデオロ

 G1・7勝馬キタサンブラックの半弟になるレイデオロ産駒。父は替わったが、末脚の持続力は共通している。

初勝利は6月と遅かったが、1勝クラスは2戦で突破し、地力強化のペースは上がっている。兄と同じく鞍上はデビュー戦から手綱を執り続けている武豊騎手。「強かった。今後が楽しみ」、「クラスが違う勝ち方」とVコメントを残しているように、この馬への評価は高い。

 中間は8月27日に外厩・チャンピオンヒルズから帰厩し、Wコースを中心に時計4本。しっかり長めから負荷をかけられた。以前より推進力が出て、スピードアップがスムーズになっている印象だ。

 清水久詞調教師も「ジョッキーが手の内に入れてくれていますし、ゲートを出た感じで運んでくれる。勝って本番に行ければ」と全幅の信頼。ダービー出走組は強力だが、その一角を崩して違和感のない人馬に一票を投じる。

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