中山11R・オールカマー・G2・馬トク激走馬=クロミナンス

 昨年のアルゼンチン共和国杯(2着)以来の実戦となるロードカナロア産駒。この中間は8月13日に外厩・ノーザンファーム天栄から帰厩し、陣営の予定通りの調整。

直前は先週の日曜日のWコース長めが実質の最終追い切り、当週は坂路を単走で52秒5―12秒3。久々を感じさせない軽快な動きを披露した。

 骨折で長期離脱を繰り返したが、オープンに昇格した7歳シーズンはアメリカJCC3着、日経賞2着、目黒記念3着と重賞で好走を続け、アルゼンチン共和国杯を含め、すべて馬券圏内の充実ぶり。元来、久々でも動けるタイプのうえ、モレイラ騎手と初コンビと買い材料がそろった。牡8歳にして衰えの見られぬ古豪に15戦目の初タイトル奪取があっても全く驚けない。

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