プロボクシングの日本スーパーライト級6位・関根幸太朗(27)=ワタナベ=が9月1日から約1か月間、米ロサンゼルスで合宿を行っている。

 WBC&IBF世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が師事するルディ・エルナンデス氏の「LAボクシングジム」を拠点に、元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)らを育てたフレディ・ローチ氏が主宰する「ワイルドカードジム」でもスパーリングを行うなど、世界レベルの選手たちが集う環境でトレーニングに励んでいるという。

 関根は昨年10月、日本同級挑戦者決定戦で渡来美響(三迫)に4回TKO負け。今年6月には、富岡樹(角海老宝石)に6回負傷判定負けを喫した。

 所属ジムを通じ「二連敗して、自分の中でなにか変わらなきゃいけないと考えました。それでアメリカに一カ月間行くことに決めました」と米国合宿の理由を明かし、「世界のレベル、技術がどんなものか体験して来ます。強くなって帰って来ます」と再起へ向けさらなる成長を誓った。

 関根の戦績は12戦9勝(8KO)2敗1分け。

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