8月に現役引退したプロボクシング元WBC世界ミニマム級(47・6キロ以下)王者・重岡優大さん(28)が22日に自身のインスタグラムを更新し、結婚を発表した。

 「私事ですが先日結婚致しました」と報告。

お相手については「出会ったのは小学校の頃、中学で同じクラスになって、大学の頃は親友だったね。 みんなから好かれて、仕事でもなんでも一度決めたら投げ出さない。そんな子なんだけどね、男見る目だけは...笑」と説明した。

 その妻とは「大人になって再会した」そうで、「相変わらず仕事に追われる日々の中必死に生きていた。でもなんか暗かったんだよね?そんな姿見たらさ、幸せにしたくなっちゃった」という。「彼女は仕事を辞め、俺の夢の為に東京へ上京。食事面全サポート、ボクシングのことなんか知らないのに資格まで取ったりさ、挙句の果てにはホワイトボード買ってきて毎日体重書けって言ってきた」と支えてくれたそうだ。

 これまでを回顧し「世界チャンピオンになったとこも見せれた。けどメルビンに2連敗したとこも見せた。ダセー姿散々みせた。いつの間に俺は彼女のために戦ってたよ。 もう一度チャンピオンになるから。

一生幸せにするからと。俺は彼女に誓ったよ」という。「その矢先に銀がさ。そしたらおれボクシング辞めるとか言い出すんだよ。頭おかしいでしょ、でもそんな俺でも受け入れてくれるし着いてきてくれるんだよね。 絶対に幸せにします」。今年5月に、前IBF世界同級王者の弟・重岡銀次朗がIBF同級タイトルマッチ後に急性右硬膜下血腫で開頭手術を受ける出来事が。優大さんは8月に現役引退を表明し、所属するワタナベジムは理由について「銀次朗選手の療養を支えながら、自らの新たな夢へと歩みを進めるための、優大選手自身の強い決断」と説明している。

 優大さんは今後について「これから夫婦でカフェをやります」と明かし、「だからみんな紹介したかったんです。これから俺と同じ道を歩んでいく妻です」と紹介。「銀とも仲良しでさ、俺がいないところで上下の打ち分け教えてもらってたらしい。その証拠動画を入手しました笑 全部俺が守るんで、宣言しに来ました。

僕たち夫婦を暖かく見守ってくれたら嬉しいです」とメッセージを寄せた。

 ◆重岡 優大(しげおか・ゆうだい) 1997年4月16日、熊本市生まれ。28歳。アマチュア82勝(20RSC)10敗の戦績を残し、拓大中退後の2019年10月にB級プロデビュー。22年11月に日本ミニマム級王座を獲得。23年4月にWBC世界同級暫定王座を獲得。同年10月、王座統一戦を制してWBC世界界同級正規王者に。24年3月、2度目の防衛戦で敗れ王座陥落。25年3月、世界再挑戦も判定負け。プロ戦績は11戦9勝(5KO)2敗。身長160センチの左ボクサーファイター。今年8月に現役引退を表明した。

弟は前IBF世界同級王者・重岡銀次朗。銀次朗は5月のIBF同級タイトルマッチ後に急性右硬膜下血腫で開頭手術を受けて、現在は地元・熊本の病院で治療を受けている。

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