大相撲秋場所9日目(22日、東京・両国国技館)

 新小結・安青錦(安治川)が西前頭筆頭・阿炎(錣山)を押し出し、5連勝で7勝2敗とした。立ち合いから低い姿勢のまま力強く前進。

土俵際で右にかわした阿炎の動きも見逃さず「土俵際がうまいので、押し込んでもここからだと思って、しっかり相手を見ながら押すことができた」と落ち着いた口調で語った。

 この日の白星で通算100勝目となった。初土俵から所要12場所で三役に昇進し、わずか26敗で節目の数字に到達した21歳は「知らなかったです。もうこんなにやっているんだって感じ。早いですね」と、感慨深そうに振り返った。

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