◆JERA セ・リーグ 広島5―0巨人(23日・マツダスタジアム)

 高卒新人の石塚が初安打。自身の出場4試合目、4打席目での初安打だ。

 66年のドラフト制以降、巨人の高卒新人で安打を放った打者のその年の安打数と初安打までの打席数は、

年高卒新人安打=初安打

66堀内恒夫16=5打席目[安]

66林千代作1=2打席目[本]

85井上真二3=2打席目[安]

86桑田真澄3=5打席目[安]

93松井秀喜41=2打席目[二]

02真田裕貴1=9打席目[安]

07坂本勇人1=3打席目[安]

15岡本和真6=3打席目[本]

19山下航汰2=2打席目[安]

23浅野翔吾10=5打席目[安]

25石塚裕惺1=4打席目[安]

浅野以来11人目(堀内、桑田、真田は投手)になるが、代打で記録したのは、林、井上、坂本、岡本、山下に次いで6人目だった。

 ドラフト制以前の高卒新人では、59年王貞治が27打席目に初安打(本塁打)、62年投手だった柴田勲が3打席目に安打していた。

 石塚の出場はいずれも途中出場で、守備からが1度、代打で3度。チームは残り5試合と少ないが、一発の魅力があるだけに出場機会に恵まれるか。(福山 智紀)

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