巨人は24日、近藤大亮投手が今季限りで引退すると発表した。
オリックスから23年11月に金銭トレードで巨人に移籍するも昨季は1軍登板なし。
近藤は球団を通じて「今シーズンは『今年活躍できなかったら引退する』という覚悟を持って臨み、その覚悟を周囲の人たちにも伝えていました。自分の言葉に責任を持ちたいと思い、今季限りでユニホームを脱ぐ決断をしました。ただ、僕の今シーズンは終わっていません。やり残したことがまだあります。オープン戦で右肩を痛め、復帰の前例がない怪我(けが)とも言われましたが、自分が前例になるという気持ちでリハビリに励んできました。支えていただいた方々への恩返しのためにも、もう一度マウンドに上がるまで、全力を尽くしていきたいと思います」とコメントを発表した。
◆近藤 大亮(こんどう・たいすけ)1991年5月29日、大阪府生まれ。34歳。浪速から大商大、パナソニックを経て2015年ドラフト2位でオリックス入団。