◆米大リーグ オリオールズ6―0レイズ(23日、米メリーランド州ボルティモア=オリオールパークアットカムデンヤーズ)

 オリオールズ・菅野智之投手が23日(日本時間24日)、来季から米大リーグで導入されることが決まった「ロボット審判」こと自動ボール・ストライク判定システム(ABS=Automated Ball―Strike Challenge System)について言及した。

 これまで通り原則として球審がボールとストライクを判定するが、投手、捕手、打者が投球直後に帽子やヘルメットをたたくジェスチャーをしてチャレンジをすると、機械判定される。

各チーム2度のチャレンジ権を持つもので、成功すれば回数は減らないルールだ。「間違いなく野球は変わると思う。たった1球のストライク、ボールかもしれないけど、それで流れが変わるときもある」と見解を示した。

 今季はここまで29試合に登板し10勝9敗、防御率4・54。来季もメジャーでプレーする考えを明かしている。新たなシステムの導入により「バッターの見極めというか、ストライクゾーンの目付けも変わってくると思うし、よりピッチャー、キャッチャーでの仕事は増えるんじゃないかなと思う」と語った。

編集部おすすめ