◆米大リーグ　カブス―メッツ（２５日、米イリノイ州シカゴ＝リグレーフィールド）

　カブスの鈴木誠也外野手が２５日（日本時間２６日）、本拠のメッツ戦に「５番・右翼」でスタメン出場し、現地８月６日レッズ戦以来、自身３９試合ぶりとなる２８号を放った。

　４回２死無走者、カウント２―２からのまん中ノチェンジアップをたたいた打球は角度３０度、打球速度１０８・４マイル（約１７４メートル）、飛距離４３４フィート（約１３２メートル）の特大弾。

　待望の一発に地元リグレーフィールドに詰めかけたカブスファンからの大歓声の中、うれしそうにダイヤモンドを一周した。

　３８試合の本塁打ブランクは２０２３年、６号から７号にかけての３４試合を更新するワースト記録だったが、それもやっとピリオドをうった。

　後半戦はようやく３本目。あと２本に迫った日本人では、松井秀喜、大谷翔平に続いて３人目となる日本人３０号達成に期待がかかる。

　鈴木は前夜のメッツ戦、３回無死一、三塁で左翼にタイムリー二塁打を放っており、これで７月６日以来の３試合連続打点となった。

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