◆米大リーグ ダイヤモンドバックス0―8ドジャース(25日、米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ドジャースが25日(日本時間26日)、レギュラーシーズン3試合を残して4年連続の地区優勝を決めた。大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)はともに加入から2年連続で地区優勝。

佐々木朗希投手(23)も苦しみながら加入1年目で初の歓喜を味わった。

 2016年からドジャースの指揮を執るD・ロバーツ監督(53)は就任10年目で9度目の地区V。「これまでで最も厳しい道だったと思うが、逆境を経験したことでチームは強くなったと思う。そして今、我々は最高の野球をしている。同時にまだシーズンが残っているということがいい気持ちにさせてくれる」と喜んだ。30日(同10月1日)からはポストシーズンが幕を開ける。「どこで戦うかもどのチームと戦うかも関係ない。我々は10月を戦い抜く準備ができているし、それがこのチームの在り方なんだ」と力を込めた。

 クラブハウスで行われた今季初のシャンパンファイトでは選手、関係者らが大はしゃぎする姿をうれしそうに見つめた。始まる直前には「信念と家族を除けばこれからの5週間は人生で最も大切な時間だ」などと伝えたという。しかし、誰かスピーチはしたのかと聞かれると「それはワールドシリーズの後に取っておくよ」と笑った。

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