阪神が引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。
初回に佐藤輝が適時打、坂本が走者一掃の二塁打を放ち4点を先制した。
先発・村上は5回1失点で13勝目。2度打球が直撃するアクシデントがあったが、82球を投げ切った。「初回からリードをたくさんもらって投げやすい状況をつくってもらいました。個人のタイトルも意識はしてしまう部分はありましたが、シンプルに勝ちにつながる投球ができるように投げました。打球を処理できず、2回も身体に当ててしまったのでしっかり捕球できるように練習します」とコメントした。この日は4奪三振で、リーグトップの136奪三振。2位・高橋宏(131奪三振)との差を広げた。同トップの勝率(7割6分5厘)は最多勝率の取得条件も満たし、タイトルに大きく前進した。
9回に登板した石井は1回無失点。06年・藤川球児(48回2/3)を超える48回連続無失点とし、球団新記録を樹立した。