◆米大リーグ カブス―カージナルス(26日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスのピート・クローアームストロング外野手が26日(日本時間27日)、本拠のカージナルス戦に「6番・中堅」でスタメン出場し、4回に30号2ランを放ち、自身初の30本塁打&30盗塁(35)をマーク。今季メジャー6人目は、史上最多人数にもなった。

 4回2死一塁、右腕マイコラスのカウント2―1からの外角のカーブを強引に引っ張ると、PCAはバットを三塁側に放り投げてから駆け出し、二塁を回ったところで両手を挙げて地元ファンに応えた。右中間スタンドに飛び込んだ打球は飛距離121メートルだった。

 PCAは7月10日時点で25本塁打&25盗塁をマークし、大谷翔平ドジャース)のMVPの対抗馬とされたが、後半戦は鈴木誠也とともに大失速していた。

 この日の一発は、25日に2本塁打した鈴木とともにポストシーズンへ向けてカブスにとっては好材料になるはずだ。

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