◆米大リーグ レッドソックス4x―3タイガース(26日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスが26日(日本時間27日)、本拠のタイガース戦、9回にラファエラの右翼への三塁打でサヨナラ勝ちし4年ぶりのポストシーズン進出を決めた。「4番・DH」に入った吉田正尚外野手が3安打1打点で逆転勝ちに大きく貢献した。

 先発ハリソンが4回途中3失点で早々にKO。だがその裏に先頭のブレグマンがエンタイトル二塁打で出塁した。続く吉田は高めに入った初球の速球を打って二遊間を破る適時打を放ち、1点を返した。本拠フェンウェイパークは大歓声。ラジオ実況アナは「ドーモ アリガトー! マサの打撃がホットです!」と興奮気味に伝えた。

 吉田は第3打席は7回先頭で迎え、逆方向の左前へライナーではじき返す安打で出塁。ラファエラの二塁打で1死二、三塁となり、ローの中犠飛で2点目のホームを踏み、1点差に迫った。吉田の3安打は2日のガーディアンズ戦以来、今季3度目。

 吉田の活躍で1点差に迫ったレ軍は8回無死で代走イートンが二盗に成功し、捕手の悪送球で一気に三進。デュランの適時打でついに同点に追いついた。

 9回に登板したチャプマンは1死三塁のピンチを迎えるも、2者連続三振で勝ち越しを許さずにサヨナラ劇につなげた。

編集部おすすめ