◆JERA セ・リーグ DeNA8―9巨人(27日・横浜)

 負けか引き分けで3位が確定する試合で、巨人が敗戦濃厚の9回に試合をひっくり返し、DeNAに逆転勝利した。56日ぶりの復帰となった先発・グリフィン投手は今季最短の2回4安打4失点で降板。

打線はキャベッジ外野手の17号ソロ本塁打で反撃したが、2番手・西舘勇陽投手も追加点を許し4回までに6失点。7回に3得点したものの8回に再び2点を加えられたが、9回に驚異の粘り。5安打を集めて途中出場の佐々木俊輔外野手の2点適時打で逆転に成功した。

【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】

―9回に大逆転

「ね、みんなの意地を見ました」

―2死満塁から佐々木が逆転2点タイムリー

「何とかしてやろうっていう思いをたぶん全員が持ってくれていたので。だと思います」

―追い込まれた状況で打った佐々木

「自信にしてほしいし。それで満足せずね、継続して努力してほしいと思います」

―CSで戦うDeNA相手に劇的勝利

「相手からしたら多少は嫌な印象も持たせられたんじゃないかなと思いますし、まだまだチャンスあるのでね。もう全て勝つつもりでやりたいと思います」

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