パ・リーグ オリックス―楽天(27日・京セラドーム大阪)

 オリックス・山下舜平大投手が、7回3安打無失点、11奪三振で降板した。7回2/3を1失点、8奪三振と力投した18日の西武戦(ベルーナドーム)から、今季最短の間隔となる中8日での先発。

初回は危なげなく3者凡退で終えた。

 2回は先頭のボイトを右越え二塁打で出すなど、2死二、三塁のピンチを招く。だが、太田を見逃し三振に斬り、無失点で切り抜けた。

 3、4回はいずれも3人で攻撃を終了。5回は1死から同学年・宗山に右越え二塁打を許したが、村林、小郷から連続三振を奪った。

 2点の援護をもらった直後の6回以降も、危なげない投球。最速158キロの直球とカーブ、フォークのコンビネーションで打者を翻弄し、8回からは2番手・岩崎にマウンドを託した。 成長過程による腰のコンディション不良を乗り越え、昨年9月4日の西武戦(ベルーナドーム)以来、388日ぶりの白星へ大きく前進した。

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