スノーボード・ハーフパイプ男子で2022年北京五輪金メダリストの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が15日、都内で開催された「平野歩夢スペシャルトークイベント supported by UNIQLO」に出席した。兄・英樹さん、北京五輪代表の弟・海祝(TOKIOインカラミ)とともに登壇。

7月にミラノ・コルティナ五輪への“奇跡の復活劇”を描いたドキュメンタリームービーを公開すると発表した。

 2月のミラノ・コルティナ五輪は、五輪開幕直前の1月17日のW杯(スイス)で転倒し、右骨盤骨折などの重傷を負った。手負いの虎の状態だったが、不屈の闘志で五輪4大会連続出場を果たした。結果は7位に終わり、4大会連続のメダルには届かなかった。2回目に大会で初めて超大技「フロントサイド・ダブルコーク1620」(腹側に縦2、横4回転半)を決め切った。

 今回、公式ドキュメンタリー「AYUMU」特別編#2がイベント内で上映された。五輪開幕まで3週間を切ったW杯で襲った転倒のアクシデント。転倒後は何とか自力で起き上がったが、ボードはへし折れ、顔を雪面に強打し、出血した。その衝撃のシーンから始まり、歩夢や現地にいた弟の海祝が“復活ロード”を振り返る内容となった。上映後、ファンの中にはハンカチを手に涙をぬぐう人も見られた。その総集編は7月に公開される。

 歩夢は「自分の素顔に近い、自分の中でも素直に自分の気持ちに対して向き合ってドュメンタリーを作ってきたなというのが凝縮されている。

普段戦っている心境とかも、周りの人に届けられるのかなと思うし、皆さんの人には見せず、自分の中で闘っているものと共有できて、少しでも力になれば幸いだなと思って、ぜひ見ていただけたら。楽しみにしています」とPRした。

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