◆米大リーグ ドジャース―メッツ(14日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

  ドジャース・山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠地・メッツ戦に先発。今季最長の7回2/3を4安打1失点7奪三振と好投したが、今季初の連勝はならなかった。

今季最多104球の力投だった。今季中のノーヒットノーラン達成を予感させる快投。ロバーツ監督は会見で、今年は偉業を見ることになると思うかと質問が飛ぶと、「そういう能力を持っている投手は何人かいるけど、彼は効率的でストライクを取れて、打たせても弱い当たりにできて、守備もこなせる。ノーヒッターにつながる要素がたくさんある。だから驚かないよ」と絶大な信頼を寄せた。

 昨年9月6日(同7日)の敵地・オリオールズ戦では、ノーヒットノーランまであと1アウトの快投を見せたが、9回2死から被弾。日本人投手では野茂英雄岩隈久志に次ぐ3人目(4度目)の歴史的快挙を目前で逃した。それだけに指揮官は「ボルチモアではほとんど達成しかけたよね。あっても驚かない」とキッパリ言い切った。

 この日はWBC米国代表で決勝のベネズエラ戦に先発した右腕マクリーンとの投げ合い。山本は初回に1番リンドアに今季1号の先頭打者アーチを浴びたが、7回2死に4番ビシェットに左翼線二塁打を浴びるまで、20人連続でアウトに抑える快投を見せた。8回には1死から8番セミエンに左翼フェンス際まで飛ばされてヒヤリとする場面もあった。

2死からベンジ、リンドアにこの日初の連打を許し、一、三塁のピンチを背負ったところでロバーツ監督から投手交代を告げられた。

 試合後、指揮官は「本当に、昔ながらの投手戦だったよ。ただ2人の素晴らしい投手がいただけだった。互角にやり合って、今夜はいい投げ合いだった。(山本は)言うまでもなく野球界でトップクラスの投手だと思う。(昨年と比較して)これ以上の成長を想像するのは難しいね。必要なときにしっかり投げ切る能力がある」と絶賛した。

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