日本サッカー協会(JFA)は16日、都内で理事会を開催し、サッカー日本代表のナショナルコーチングスタッフに、元日本代表MF中村俊輔氏を新たに選任した。

 北中米W杯まで約2か月というタイミングでの入閣。

契約期間は森保監督、他コーチと同じくW杯後までの短期となるが、JFAの山本昌邦技術委員長は「5年、10年先の代表チームを託せるような人材の有力な候補の一人でもあると考えています。彼がスタッフとしてW杯を経験することは、選手時代と違った経験で、成長のチャンスでもあると思っています」と説明。将来的な日本代表監督の候補であると示唆し、中村氏の成長が日本サッカーの発展につながることを期待した。

 森保監督も当時U-24日本代表監督を務めていた18年、ロシアW杯の開幕2か月前にハリルホジッチ監督が解任となり、西野朗監督が就任するとコーチとして入閣。決勝トーナメント1回戦でベルギーに逆転負けした「ロストフの悲劇」をベンチで経験し、W杯の厳しさを肌で味わった。その後、西野監督からバトンを受け継いで日本代表監督に就任し、8年にわたり日本サッカーを先導してきた。W杯後には、森保監督の後任という大きな課題にも直面する日本代表。まだクラブでの監督経験がない中村氏が、北中米W杯後すぐに代表監督を務める可能性は高くないが、日本サッカーの将来を見据えた組閣とも言える。

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