◆第86回皐月賞・G1(4月19日、中山競馬場・芝2000メートル)

 第86回皐月賞(19日、中山)の枠順が16日、確定した。昨年の最優秀2歳牡馬カヴァレリッツォは1枠1番。

フルゲート18頭になった90年以降、94年ナリタブライアン、20年コントレイルと、のちの3冠馬2頭と同じ最内枠に入り、吉岡辰弥調教師(50)=栗東=も「いい枠が当たりました」と自信を深めた。

 白星がグッと近付いた。昨年の最優秀2歳牡馬カヴァレリッツォは、白帽の1枠1番をゲット。フルゲートが18頭になった90年以降で3勝しており、94年ナリタブライアン、20年コントレイルと後の3冠馬2頭と同じ馬番だ。過去3年で見ても、23年ソールオリエンスがここから勝っている。吉岡調教師は「前めでうまくためをつくりながら、ロスなく運べるいい枠が当たりました」と喜んだ。

 前走の朝日杯FSでは、類いまれなる瞬発力を示した。4角ではまだ馬群の中にいたが、直線では巧みに進路を取って最内へ。約3馬身のリードで逃げていたダイヤモンドノットを猛然と追い上げ、3/4馬身差をつけて差し切った。吉岡師は「ためさえつくれれば、すごくいい脚を使える馬。どこかで外に出せれば」とイメージする。

 デビューからの全3戦がマイル。

2000メートルへの距離延長や、コーナー4つの舞台への対応は課題だが、血統は追い風になる。父サートゥルナーリアは19年の皐月賞馬で、前年には同舞台のホープフルSも勝利。吉岡師自身が角居厩舎の助手時代に担当していたという縁もある。

 先週土曜に実質的な最終追いを済ませ、この日はフラットワーク(準備運動)の後にゲートを確認。指揮官は「おとなしく、スムーズでいい雰囲気です」と順調ぶりを語る。1枠1番から牡馬クラシック1冠目を勝ち取る準備が整った。(水納 愛美)

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