◆体操 全日本個人総合選手権 第2日(17日、高崎アリーナ)

 男子の予選が行われ、昨年2月に右アキレス腱(けん)を断裂し、休養していたパリ五輪団体総合金メダルの杉野正尭(徳洲会)は、鉄棒の練習中に落下し、棄権した。

 最初の種目だった平行棒(13・300点)を終えて、2種目目の鉄棒に移動し、ウォームアップ練習を始めると落下し、ドスンと大きな音が会場に響き渡った。

動けずそのまま担架で運ばれ、病院に搬送された。検査の結果、現時点では、頸椎の損傷等の所見は認められていないとのこと。

 杉野は昨年2月のけがから同9月の全日本シニア選手権で復帰し、鉄棒とあん馬に出場したが、6種目を通すのは今大会が初めてだった。

 5枠ある10月の世界選手権代表は、今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。また2位までが9月の名古屋アジア大会の代表も兼ねるだけに、2大会への代表入りは絶望的となった。

 28年ロサンゼルス五輪での団体総合連覇を目標に置きようやく復帰にこぎつけたものの、再び悪夢に襲われた。

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