文化放送を3月いっぱいで退社したフリーの甲斐彩加アナウンサーが17日、杉並区の高円寺「&tenna」で初の個展「好きを集めて」を開催した。

 甲斐アナは、2017年11月から「TBSラジオ」のキャスターを務め、19年10月から「南海放送」でアナウンサー、そして23年4月から文化放送でアナウンサーとして勤めてきたが3月いっぱいで退社した。

 退社後、初の活動となった個展に甲斐アナは「文化放送をやめるにあたって、リスナーのみなさんとお会いできる機会が少なかったので、最後に直接感謝を伝えられる場所をもうけたいなと思いました」と明かした。

 福岡教育大教育学部美術選修金属工芸ルームを卒業した甲斐アナ。個展では大学時代の金属工芸作品、さらに、今回の展覧会のために宮崎県内での実家でまる2日間かけて描いた絵の具の「流動性」を活かす抽象アート技法「フルイドアート」で描いた絵画などを展示した。

 作品に「私が彩りを加えると書いて彩加という名前の漢字なので、みなさまの日常に彩りを加えられるアナウンサーになりたいなともともとあったので、絵としても真っ白の中に彩りを加えたいなという思いがありました」と明かした。

 また、東京タワーと東京スカイツリーを描いた風景画も展示した。東京タワーには「文化放送から東京タワーが見えることに入社した時にテンションが上がったんです」と思いを打ち明け、「今後、地元の宮崎、第二の故郷の愛媛か小さい形でもやれたらなと思っていまして、その時は宮崎か愛媛の風景を描きたいと思っています」と宮崎と愛媛での個展開催も掲げていた。

 温かで優しさあふれる語りと時には、ぶっ飛んだ発言でリスナーを楽しませてきた甲斐アナ。個展は18日まで開催し、今月21日からはニコニコチャンネルで生配信される文化放送時代に「てるのりのワルノリ」で共演した吉田照美とオテンキのりがパーソナリティーを務める「照美・のりのはじっこラジオ」でアシスタントを務める。今後の活動について甲斐アナは「これまでたくさんの方に支えてもらって、みなさんのおかげでここまで来られたので、ご縁を大事にしつつ恩返しにもなるような今後を築いていきたいと思っています。苦手なこととかできないこととかもまだまだいっぱいあるんですけど未完成なところも全部受け入れて、これから自分の道を切り開いていけるように務めてきたいと思っています」と目を輝かせていた。

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