◆プロバスケットボール男子 りそなBリーグ 第34節 SR渋谷―宇都宮(22日、東京・代々木第二体育館)

 東地区1位でチャンピオンシップ(CS)進出を決めている宇都宮が同8位のSR渋谷に86―68で勝利した。レギュラーシーズン3連覇へ向け、宇都宮は25、26日に愛知・IGアリーナで名古屋Dと対戦する。

 元日本代表の比江島慎は先発し、11得点をマーク。試合後、取材に応じ「出だしからディフェンスを機能させて、自分たちのペースで進められた」とうなずいた。自身は2本の3ポイントシュートを決め、チーム最多タイ7アシストで勝利に貢献した。宇都宮は序盤から流れに乗りながらも、第2クオーターでは一時同点に追いつかれた。だが、残り2分ほどからギアを上げ46―35で折り返した。そのまま相手を突き放し、18点差をつけて快勝。「流れが悪い時間帯もあったが、ディフェンスから立て直して自分たちの流れを立て直せたことが収穫。地区優勝が懸かっている中で、しっかり勝ち切れて良かった」と手応えの残る試合となった。

 この日は敵地・代々木第二体育館での一戦に。青学大出身の比江島にとっては、学生時代から何度もプレーした思い出のコート。来季はBプレミアの規定により、代々木第二での試合開催は難しくなる。SR渋谷の田中大貴は大学の1学年後輩で、リーグでも何度もマッチアップし、この日も思い出の地でベテラン同士の対戦に両チームのブースターが盛り上がった。

「本当は青学でやりたかった(笑)」と冗談めかしながらも、「やっぱり代々木は特別。大変な思い出もあるが、プロで代々木で試合ができることは、すごく感慨深い」と“代々木ラストマッチ”には人一倍、特別な思いがあった。

 この日は東地区2位の群馬も勝利し、優勝マジックは1つ減り「2」となった。レギュラーシーズンは3連覇が懸かり、その先のCSでは昨年に続く連覇を目指す。「自分のパフォーマンスをCSにピークを持っていきたい。去年、最後まで成長できた実感があるのでそこを意識したい」と比江島。EASLや天皇杯などハードスケジュールをこなしながらも、頂点は目前。今週末対戦する名古屋Dは西地区2位と強敵だが、チーム一丸で勝利をつかみ取る。

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