◆第173回天皇賞・春・G1(5月3日、京都競馬場・芝3200メートル)

 タガノデュード(牡5歳、栗東・宮徹厩舎、父ヤマカツエース)がここに参戦してきた。今までの最長は25年御堂筋S(3着)、烏丸S(4着)の2400メートル。

当然、距離への対応の可否が大きなポイントとなるが、こなせれば面白い存在とみている。

 3勝クラスでは3着が4度。ワンパンチ足りない競馬が続いていたが、今年初戦の寿Sを快勝してオープン入りを決めると、続く小倉大賞典で重賞初制覇を飾った。前走の大阪杯(4着)は終始外、外を回らされたが、上がり最速で鋭く伸びてクロワデュノール、メイショウタバル、ダノンデサイルのG1馬3頭に食らいついた。5歳にして本格化を迎えた印象で、かみ合えばG1で勝ち負けできる能力は持っている。

 折り合いの心配はないタイプで、近走はゴール板通過後も追えばまだ伸びそうな感じ。ロスなく運べれば、淀の3200メートルにも対応できる下地はありそうだ。穴馬候補として、注目しておきたい。(山本 理貴)

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