1987年にデビューした競馬界の“レジェンド”武豊騎手=栗東・フリー=の騎手生活40年を記念した展示会「武豊デビュー40年~前人未到の記録~」(4月28日~6月15日、東京・銀座三越で開催)内覧会が27日行われ、本人も出席。ユタカ節満載のイベントとなった。

 ―まずはご挨拶をよろしくお願い致します。

 「この度は銀座三越でデビュー40年特別展の開催にあたり、多くの方々にご協力をいただきました。気が付けばあっという間といえばあっという間ですが、いろいろなことがあって、この機会に思い出したり、見ていただく方それぞれの思い出がよみがえる機会になればいいなと思います。競馬の魅力が一人でも多くの方に伝わればうれしく思います。この度はありがとうございます」

 ―改めて40年目突入の心境は?

 「騎手になった頃は40年というのは全く想像していなかったですし、一番望んでいた騎手をまださせてもらっていることがうれしく思います」

 ―これだけ長く結果を出し続けている原動力は?

 「本当に競馬が大好き。競馬というのは本当に多くの方々が携わっているので、みんなと一緒に喜んだり、次頑張ろうと思ったり、その繰り返しで40年来ました。いい仕事をさせてもらっています」

 ―デビュー1年目の87年、京都大賞典のトウカイローマンで重賞初制覇をした時はどんな思い出がありますか?

 「よく覚えています。子供の時から騎手になりたい思いが強く、実際騎手になることができて、重賞を勝った時は昔からテレビで見ていた姿に自分がなって、すごく不思議な感覚になったのを覚えています」

 ―当時の自分に声をかけるとしたら?

 「今もやっていることは全く変わらないです。騎手として今も同じ思い、同じ気持ちでできているかな」

 ―見所などあればご紹介ください。

 「写真や記念品など、私の騎手としての歴史が詰まっています。G1すべての写真があるので、来週以降また増えていたらいいなと思います」

 ―今回の展示から新たに、日本ダービー6勝を振り返るデビュー40周年記念ムービー「The Derby Dream Goes On」が公開されますがいかがですか?

 「先ほど見ましたが、レース映像、アニメーション、音楽と、自分で言うのも変ですが、感動してうるっときました。いろいろ思い出すことも多かったです。

一人でも多くの方に見ていただくとうれしいです」

 ―アニメでは声優にも挑戦しましたが、声優のお仕事を体験してみていかがでしたか?

 「声優といえるほどではないですけど(笑)。最近はドラマにも出演したり、最近はいろいろなことをさせてもらっているなと思います」

 ―AI武豊や、AR武豊などの体験もできますが?

 「AI武豊は京都で私も体験させていただきましたが、自分が答えそうなことをしゃべっているなと思いました。楽しんでいただきたいです」

 ―アスリートの展示会は引退後に開かれることが多いと思いますが、開催を聞いたときの率直な気持ちは?

 「まだ現役なんですけど、という気持ちもたしかにありましたが、(現役も)なかなか長いので(笑)。今回もいろいろな会場で開催させていただきますが、自分も頑張ろうという気持ちにもなりますし、どんどん飾るものを増やしていきたいという気持ちにもさせてくれるので、ありがたいです」

 ―AI武豊の感想は?

 「本当によくできているなと思いますし、何を聞いても答えますしね。恥ずかしいですね。口が軽いなと思いました(笑)。『今日何を食べたらいいですか?』と聞いたら、『焼きそばなんかいいんじゃない』と答えられました。言いそうですね。『今週勝てますか?』と聞いたら、『そういうことは答えられません』とスカされました(笑)」

 ―ドラマにも出て、声優にも挑戦されて、今後挑戦したいことは?

 「次は何をさせられるのかなとドキドキしています(笑)」

 ―今後重ねていきたいタイトルは?

 「毎週勝ちたいと思ってやって、飽きることがないです。一つ挙げれば凱旋門賞です。長年の夢なので薄れることはないですね」

 ―京都で開催した際の周りの反響は?

 「ジョッキー仲間が行ってくれたみたいです。口の悪い後輩からは『意外とすごいんですね』と言われました(笑)」

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