◆陸上 織田記念国際(29日、ホットスタッフフィールド広島)

 女子100メートル障害決勝で昨年の東京世界陸上代表の田中佑美(富士通)が13秒03(向かい風0・9メートル)で優勝した。13秒08の2位に福部真子(日本建設工業)、13秒20の3位に清山ちさと(いちご)が続いた。

 日本歴代2位の記録を持つ中島ひとみ(長谷川体育施設)はまさかのフライング。一度スタートラインを離れたが、数分後に再びスタートに立ち、13秒26の4位でフィニッシュした。速報には「抗議中での競技」とされていたが、レース後に抗議が認められ、4位が確定した。

 レース後、中島は状況を説明。「私自身、早く出てしまった意識はなかったので『一度(映像を)見せていただけませんか?』とお伝えしました。そこで『もう一回走って下さい』というお言葉をいただいて、走らさせていただきました。試合を止めてしまって、他の選手に申し訳ない気持が大きいです」と話した。

 気持ちを立て直すことができず、レースは4番手でゴール。「12秒台は出したいと思っていた」というが、難しい状況でのスタートは「さすがにいつもより抑えてしまった」と思うような記録は出せなかった。

 次戦は5月10日の木南記念(大阪)を予定。「もっとタイムは出していけると思っている。今の新しい形をどんどん良い感覚に変えていきたい」と話した。

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