小池百合子都知事(73)が3日、東京・歌舞伎座を訪れ、歌舞伎俳優・市川團十郎(48)を激励した。

 この日は「團菊祭五月大歌舞伎」(27日千秋楽)の初日。

今月は3代目尾上辰之助襲名披露だけでなく、夜の部では歌舞伎十八番の内「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の上演も注目を集めている。都知事と團十郎は豊洲市場関連のイベントや東京五輪などで交流が深く、「助六」観劇前の面会となった。

 江戸文化の世界遺産登録に強い意欲を見せている小池都知事。「お父様(12代目團十郎)にも大変お世話になり、いまさっき(團十郎の長男の)市川新之助さんにもお会いして3代続いている」と成田屋との長い交流を強調。團十郎には「立派になられてすばらしい。歌舞伎で円熟味、磨きを増している。文化をつないでおられる團十郎さんには江戸文化の世界遺産の登録に向けたリード役を期待しています」と要請した。

 團十郎は理解を示した上で「世界遺産になる時、私はもう70歳くらいになっているかな。(そのときも)現役バリバリで。一生懸命、お力添えできることはやりたい」と意欲を見せた。

 今回の「助六」は、團十郎が自身の襲名披露以来、歌舞伎座で4年ぶりの上演。8代目尾上菊五郎(48)が菊五郎を襲名後、初めて助六と恋仲の揚巻をつとめる。

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