世界リレー(ボツワナ・ハボローネ)で2027年北京世界陸上の出場権を獲得した男子1600メートルリレーメンバーで3走を務めた今泉堅貴が5日、現地からオンラインで取材に応じ「最大の目標であった世界陸上の参加権を取る目標は達成できたが、個人の走りとしては全く満足していない。まだまだ改善する点は多いと思っています」と冷静に振り返った。

 今回は南アフリカでの開催。移動時間は24時間を超え、時差調整なども過酷になることが予想されたが「現地で各々が工夫し、大きな体調不良もなく乗り切れた。日本代表としての水準がすごく高いレベルにあると思う」と全員が問題なく状態を合わせた。

 1日目の予選の段階では全種目が北京世界陸上の出場権を獲得できておらず「少し重い空気もあった」。それでも飯塚翔太(ミズノ)や佐藤拳太郎(富士通)らベテラン勢がチームの士気を高め「経験のある選手が積極的に声かけしてくれて、明るく導いてくれた。お二人の力が大きかったと感じます」と今泉。チームジャパンで戦い抜いた。

 “マイルリレー”こと男子1600メートルリレーは北京世界陸上でメダル獲得も期待される注目種目。今泉は「国内レースで来られなかった選手もいる中で出場権を取れたことは大きな価値がある。でもまだ(世界大会の)決勝で勝負できる段階ではない。全員が意識を切らさず、メダルを取るという目標をぶらさず、一致団結していけば、今後マイルチームのレベルも上がっていくと手応えを感じられる大会になった」とさらなる飛躍を見据えた。

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