大相撲夏場所初日(10日、東京・両国国技館)

 第63代横綱のしこ名を継承したモンゴル出身で東三段目6枚目・旭富士(伊勢ケ浜)が、西同5枚目で体重210キロ超えの柏王丸(時津風)を寄り切り、白星発進した。重さを生かし、立ち合いでは強く当たって押し込んだ柏王丸も「うまく圧力をかけて押せたと思ったけど、その後で相手がさらに重くなる感じがした」と脱帽した。

 23歳の旭富士は神奈川・旭丘高から21年春に伊勢ケ浜部屋に入門。原則1部屋1人の外国出身力士枠との兼ね合いでデビューが遅れていたが、4年半の研修期間を経て、入門当時の師匠で現宮城野親方(元横綱・旭富士)からしこ名を継承し、昨年11月の九州場所の前相撲で初土俵を踏んだ。

 初場所は序ノ口、春場所は序二段でいずれも決定戦を制して各段優勝。三段目でも白星で滑り出し、序の口デビューからの本割の連勝を15に伸ばした。

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