◆陸上 木南記念(10日、大阪・ヤンマースタジアム長居) 

 男子1万メートルで日本記録保持者の鈴木芽吹(トヨタ自動車)が、27分20秒11で制して、名古屋・アジア大会の派遣設定記録(27分31秒27)を突破し、代表に内定した。

 序盤は中団に控えたが、4000メートル過ぎから2番手にとりつくとリズム良く追走し、外国人ペースメーカーが外れたラスト2周は独走。

最後までペースを緩めず、両手を広げてゴール。アジア行きの切符を手にした。「勝つことが一番だったけど、見ているのはその先」と振り返る。

 昨年9月の東京世界陸上に初出場したが、結果は20位と惨敗。世界との差を痛感させられ、その後はさらに高い意識が芽生え、練習も「量をやる時期、質をやる時期」と細かい戦略を練って計画的にこなしてきた。昨年11月の八王子ロングディスタンスでは、2023年12月に塩尻和也(富士通)が出した27分9秒80を3秒88も上回る日本記録を出すなど、成長につなげている。

 アジア大会に向け「勝つことだったり、26分台に向けていかにいいレースをしていくか考えている」と前だけを見つめる。

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