◆第48回新潟大賞典・G3(5月16日、新潟競馬場・芝2000メートル)追い切り=5月13日、美浦トレセン

 第48回新潟大賞典・G3(5月16日、新潟)に出走するアンゴラブラック(牝5歳、美浦・尾関知人厩舎、父キズナ)が、美浦・Wコースで躍動感のある走り。単走で5ハロン65秒0―11秒2をマークし、重賞初制覇へ勢いを感じさせた。

 序盤はゆったりとしたペースだったが、直線の外ラチ沿いでスピードアップすると後肢の踏み込み、前肢のかき込みともに力強く、牝馬とは感じさせない迫力があった。尾関調教師は「もう少し控えめなつもりでしたが、馬も元気が良くて、馬場も良かったのでイメージしていた時計より速かったですが、無理はしていない。動きは良かったと思います」。想定より速くなった時計は、好調の裏返しともいえる。

 3走前のアイルランドTは半馬身差の2着。年始の中山金杯は鼻差2着と重賞制覇に手が届くところまで来ていたが、前走の中山牝馬Sは荒れた馬場で力を発揮できずに13着に終わった。「ある程度切れる脚もあるので、普通なら舞台は向いていると思います。ただ、この開催はずいぶん馬場が傷んでいますので、そのあたりがカギになると思います」と指揮官。克服したその先にタイトルがある。(浅子 祐貴)

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