◆第72回エンプレス杯・Jpn2(5月13日、川崎競馬場・ダート2100メートル、良)

 上半期の古馬牝馬ダート中長距離女王決定戦が行われ、ヒロイン候補8頭(JRA5、南関東2、笠松1)で争われた。クリストフ・ルメール騎手騎乗で2番人気のメモリアカフェ(牝4歳、美浦・柄崎将寿厩舎、父ナダル)が勝利した。

道中後方から2周目の向こう正面で位置取りを上げ、最後の直線で強烈な末脚を発揮。図ったように差し切ってダートグレード3勝目を挙げた。ルメール騎手を背に昨年の関東オークスを5馬身差で快勝した舞台で、前走の兵庫女王盃に続く2連勝となった。勝ち時計は2分16秒1。なお、次走は馬の状態次第で決められる。

 1馬身差の2着には1番人気のテンカジョウ(松山弘平騎手)、3着には逃げた5番人気のレイナデアルシーラ(田口貫太騎手)が入った。なお、4着は武豊騎手騎乗のプロミストジーン、5着は戸崎圭太騎手騎乗のアピーリングルックで、上位5着までをJRA勢が独占した。

 クリストフ・ルメール騎手(メモリアカフェ=1着)「ありがとうございます。レース前、勝つ自信がありました。前走すごくいい競馬をしてくれました。(今回も)大きなチャンスがあると思いました。パドックでいい状態だったので、前半であまり進んでいかなかったし、いいポジションを取れなかったけど、長い距離なので心配してなかった。

いいリズムでいけたし、エンジンもパワーアップしてましたし、3、4コーナーで手応えよかったですから、直線でいつも通りの脚を使えると思いました。楽勝しました。すごい脚でした。関東オークスも2100メートルでしたし、長い距離はまったく問題ないです。どこにいけるか分からないですけど、G1レベルを期待しています」

 柄崎将寿調教師(メモリアカフェ=1着) 「思ったより後ろからになったのでドキドキしたが、最後の脚は素晴らしかった。この1年で精神面の成長を感じる。まだ4歳なので、良さを崩さないように育てていきたい。石神助手と2人で付きっきりでやってきたので、本当にうれしい」

編集部おすすめ