◆体操 NHK杯 第1日(14日、東京体育館)  

 体操の世界選手権(10月17日開幕、オランダ・アムステルダム)代表最終選考、愛知・名古屋アジア大会(9月19日開幕)代表最終選考を兼ねた大会で、女子予選は全日本の得点の半分を持ち越し、個人総合で争われ、4月の全日本個人総合選手権を初制覇した15歳の新星、西山実沙(なんばク)は、110・399点で首位を守った。

 トップからスタートし、最初の種目の跳馬で14・200点、段違い平行棒も14・200点とともに安定した演技をみせて流れをつくった。

平均台を13・400点で乗り切ると最後のゆか運動でも華麗な演技を披露し、13・466点で首位を守った。

 西山は15歳にして「日本女王」の称号を勝ち取った。平日一日5時間の猛練習を積み重ねて技に磨きをかけ、昨季は世界ジュニア選手権総合3位(種目別ゆか1位、跳馬2位)に入るなど進化につなげてきた。

 2年後のロサンゼルス五輪に向け、今年を「世界で経験を積む年」ととらえる。世界選手権、名古屋アジア大会代表切符を目指している。女王になったとはいえ、13日の会見では「まだ世界選手権の代表の権利を持っていない」と話すなど、気を緩めるところはない。15歳が、名実ともに日本のトップの座に就き、シニア世界デビューにつなげてみせる。

 ◆世界選手権代表 男女ともに代表は5枠。男子は今大会の得点を持ち越して行われる5月のNHK杯での上位3人が選出される。得点の半分を持ち越す女子は上位4人が代表入りする。男子の2位まで、女子の3位までの選手は9月の愛知・名古屋アジア大会の代表も兼ねる。残りの枠は、団体総合で貢献できる選手が選出されることになっている。

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