お笑いコンビ笑い飯」の哲夫が14日、都内で長編小説「頭を木魚に」(発売中、主婦の友社刊)発売記念トークショーを開催した。

 お笑い界屈指の仏教マニアの哲夫が、現代人が抱える自己嫌悪と違和感の正体に迫った長編小説。

こん身の1冊を手にした哲夫は「この本で『THE SECOND』優勝を狙いたい。でもピンでは多分出場資格がないので、誰かとコラボで朗読できたら」と意気込んだ。

 今作が節目の10冊目の著書。作家業とネタの作り方の違いを問われると「ネタはコンビのものっていう感覚で、本は一人のネタという感じなので、その辺の脳みその使い分けはある。少々独りよがりかなっていうのも入れられるのが小説の旨味」と分析。続けて「今回も仏教テイストをちょっと入れているのですが、漫才には仏教を一切入れない。小説とかには仏教の感覚は入れられるかなって思ってます。決して『仏教に染まれ』というような裏テーマがあるわけではありません」と強調し、笑いを誘った。

 多岐にわたって才能を発揮している哲夫だが、今一番ほしい才能について「声が通らないんですよ。モノマネしてくれる後輩とかもいるんですけど、みんな声を小さくしてモノマネをする。なので、(ダウンタウン)浜田(雅功)さんの『結果発表』が欲しい。あれだけ大きい声で、トーンもちょっと高めで、爽やか」と大先輩の才能をうらやましがった。

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