直木賞作家の佐藤愛子(さとう・あいこ)さんが4月29日、老衰のため都内の施設で死去していたことが15日、分かった。102歳だった。

 2016年に刊行されてベストセラーとなり、24年には女優・草笛光子主演で映画化もされたエッセー「九十歳。何がめでたい」の出版元である小学館がこの日、娘の杉山響子さんと孫の桃子さんのコメントを発表した。

 コメントは以下の通り。

 佐藤愛子は令和8年4月29日の昭和の日に永眠いたしました。

 大正から昭和、平成、令和を駆け抜けるように生きました。

 最期の瞬間は疲れ切った表情ながらも、布団の下で繋(つな)いだ手を力強く握り返してくれました。

 我儘(わがまま)放題、天衣無縫に生き抜いた102年でした。

 最後まで多くの方に声援を頂いた102年でした。

 こんな幸せな人生はないと思います。

 「本当にありがたいねえ」本人の最後の言葉です。

 心より感謝申し上げます。

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