◆陸上 セイコーゴールデングランプリ(17日、東京・MUFG国立)

 女子やり投げ決勝で2024年パリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が今季初戦に挑み、60メートル36で5位だった。60メートルを越えたのは3投目の1度だけだった。

試合後は「久しぶりに練習投てきが良くて、自信を持って臨みましたが、自信とは真逆の方に行ってしまった。練習でも全助走からうまく投げられることが少なく、不安があった」と振り返った。

 それでも、表情には充実感もにじんでいる。今季から男子やり投げ世界記録保持者のヤン・ゼレスニー氏を新コーチに迎え、新体制での初戦。23日のダイヤモンドリーグ第2戦(中国)を見据え「できることをやって、自分のものにできるようにしてきたい」と新たに取り組んできたことを、試合を重ねて落とし込んでいく。

 新コーチのゼレスニー氏は1992年バルセロナ、96年アトランタ、00年シドニーで五輪3連覇を達成。96年にマークした世界記録の98メートル48は現在でも破られていない。レジェンドには「将来的に70メートルを投げたいということは最初から話していますし、けがもあったので、まずは65メートルオーバーを毎試合投げられる状態に戻したい」と段階的に練習を積んでいる。

 今季は9月の第1回世界陸上アルティメット選手権(ブダペスト)やアジア大会(名古屋)を大一番に見据えている。

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