◆陸上 関東学生対校選手権 第1日(21日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 男子1部1万メートル決勝が行われ、日大のシャドラック・キップケメイ(4年)が28分15秒16で優勝した。駿河台大のスティーブン・レマイヤン(4年)が28分17秒99で2位に続いた。

 東海大の中野純平(3年)が28分19秒39で日本人トップの全体3位、同じく東海大の南坂柚汰(4年)が28分21秒62で日本人2位の全体4位と健闘した。2人とも関東学生対校選手権(通称・関東インカレ)の大舞台で自己ベスト記録を更新。東海大が勢いを見せた。中野は「本当にうれしい。自分は結構、やれるんだ、と思えた」と笑顔で話した。南坂は「中野に負けたことは悔しいですが(中野の活躍は)チームとしてはうれしいですね」と爽やかにレースを振り返った。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。

1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

 関東の学生長距離ランナーにとって、関東インカレは箱根駅伝に次ぐビッグイベント。男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、今年1月の箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾った青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部は実力差はない。

 男子のハーフマラソン(21・0975キロ)は今年から暑熱対策などのために4月に静岡・焼津市で先行開催され、1部は山梨学院大のブライアン・キピエゴ(4年)が圧巻の4連覇。2部は創価大の山口翔輝(3年)が優勝した。

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