◆陸上 関東学生対校選手権 第1日(21日、栃木・カンセキスタジアムとちぎ)

 男子2部1万メートル決勝が行われ、5000メートル(13分00秒17)、1万メートル(27分06秒88)、ハーフマラソン(59分32秒)の3種目で日本学生記録を持つ東京国際大のリチャード・エティーリ(4年)が27分43秒53で貫禄勝ちした。

 創価大の小池莉希(4年)が自己ベスト記録を約34秒も更新する27分52秒43で日本人トップの全体4位と健闘した。

 「100点満点で120点です。本当は優勝を目標にしなければいけないのですが、エティーリ選手は世界トップレベルなので、きょうの目標としては現実的に日本人トップとしました。28年ロス五輪は1万メートルで出場を目指します」と小池は勢いよく話した。

 今年1月の第102回箱根駅伝では6区で区間記録(56分47秒、青学大・野村昭夢)にあと1秒と迫る歴代2位に好記録で区間賞を獲得。学生ラストシーズンでは3大駅伝にも全力を尽くす。「大学生としてやはり3大駅伝を狙っていきたい。特に箱根駅伝です。僕は1区から10区まで、どこでも走れます。皆さん、楽しみにしてください」と小池は自身を猛アピールした。元気の良さが小池莉希の持ち味。今後も、トラックでもロードでも突っ走るつもりだ。

 関東インカレは1919年に第1回大会が行われ、今年が第105回。

1920年に始まり、今年1月に第102回大会が行われた箱根駅伝より歴史は長い。例年5月に開催。各校各種目に3人以内が出場できる。1位8点、2位7点…8位1点が与えられ、対校戦で総得点を競う。男子は16校の1部、それ以外の2部、大学院生の3部に分けられる。1部の15、16位と2部の1、2位が翌年に入れ替わる。女子はすべての大学が1部、大学院生が2部で入れ替えはない。

 関東の学生長距離ランナーにとって、関東インカレは箱根駅伝に次ぐビッグイベント。男子の1部と2部は短距離、フィールド種目を含めた総合力で決まるため、今年1月の箱根駅伝で3年連続9度目の優勝を飾った青学大、同2位の国学院大、同6位の駒大など駅伝をメインに強化している大学は2部に属する。そのため、長距離種目においては1部と2部は実力差はない。

 男子のハーフマラソン(21・0975キロ)は今年から暑熱対策などのために4月に静岡・焼津市で先行開催され、1部は山梨学院大のブライアン・キピエゴ(4年)が圧巻の4連覇。2部は創価大の山口翔輝(3年)が優勝した。

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