◆米大リーグ レッドソックス―ブレーブス(26日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(32)は「5番・DH」で先発出場。2―5で3点差を追う6回無死一塁の場面で、4番・コントレラスのファウルボールが吉田を直撃するアクシデントが起きた。

 ブレーブスの2番手フェンテスの初球。スイングしたコントレラスの打球がバックネット方向へ。ネクストバッターズサークルでタイミングを図っていた吉田の太ももを直撃した。

 客席から悲鳴が沸き起こり、吉田は思わず中腰になって悶絶。ラジオの実況中継は「マサの太ももが煙を上げました。あと6インチ上だったら急所だったかもしれません。オー、マサ。野球では色んなことが起こります」と伝えた。

 コントレラスがタイムをとって吉田に駆け寄り、背中に手を回すと、吉田は頷きながら、大丈夫の仕草をみせた。わずか、”18センチの幸運”で最悪の事態を回避する格好となった。

 試合再開でコントレラスが右前打を放つと、吉田は1球も振らずフルカウントから6球目の低めのボールを選び、しぶとく四球で出塁。満塁とチャンスを広げたが、続くギャスパーが遊ゴロ併殺で1点を返すのが精一杯だった。

 この日のブレーブスの先発はS・ストライダー。2023年ナ・リーグ最多勝&奪三振王のタイトルを獲得した実力派だ。吉田は第1打席3球三振に打ち取られ、第2打席は左飛に倒れた。

 今季1号を放った24日に続き、試合がなかった前日を挟み2試合連続スタメンとなったが、ここまで第3打席で快音はない。

 コーラ監督解任からトレーシー暫定監督就任からちょうど1か月。チームは3連敗でア・リーグ東地区最下位。試合の終盤、吉田のバットに期待がかかる。

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