学生3大駅伝第1戦の出雲駅伝(10月12日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)主催者は29日、暑さ対策のため、スタート時間を従来の午後1時5分から午前9時10分に変更することを発表した。

 昨年大会では、スタート直前の午後1時に気温が夏日(25度)を超える26・8度に達した。

主催者は「近年、競技の時間帯に気温が25度を超える状況となっています。そのため、給水所の増設など熱中症対策を行ってきましたが、多くの選手に熱中症の症状がみられ、救急搬送する事態も発生しています。さらにご協力いただいているスタッフの皆様も、暑い中での業務のため、負担が多くなっています」などと理由を説明。出場チームへ行ったアンケートでも、多くのチームがスタート時間の繰り上げを望んでいたという。

 例年、スポーツの日(10月第2月曜日)に開催される出雲駅伝は午後1時5分にスタートし、優勝チームは午後3時15分頃、最下位チームは同30分頃にゴール。つまり、最も暑い時間帯に学生ランナーは走っている。特に、記録的な猛暑となった昨年の最高気温は、夏日を超える27・1度まで上がった。早大の鈴木琉胤(るい、当時1年、現2年)はエース区間の3区(8・5キロ)で区間5位と踏ん張ってタスキリレーした後、病院に搬送され、軽度の熱中症と診断された。他にも複数の選手がレース後に体調不良を訴えた。

◆今季の学生3大駅伝

▼出雲駅伝

10月12日午前9時10分(島根・出雲大社~出雲ドーム6区間45・1キロ)

昨年10月13日午後1時5分スタート:26・0度

▼全日本大学駅伝

11月1日午前8時10分スタート(名古屋市熱田神宮~三重・伊勢市伊勢神宮内宮8区間106・8キロ)

昨年11月2日午前8時10分スタート:12・4度

箱根駅伝

27年1月2、3日両日午前8時(東京・大手町読売新聞東京本社前~神奈川・箱根町芦ノ湖往復10区間217・1キロ)

今年スタート(両日午前8時):往路4・6度、復路マイナス1・3度

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