長嶋茂雄さん(享年89)の死去から1年となる6月3日、本紙でG1コラムを連載している歌手の山田太郎こと中山馬主協会会長・西川賢氏は「特別な人ですよね。今も私にとっては憧れの人を亡くした気持ちのままです。

いつも『山田さん!』とあの声で呼んでくださって…」と改めて別れを惜しんだ。

 長年親交が深く、昨年11月に東京ドームで開催された「ミスタージャイアンツ 長嶋茂雄 お別れの会」にも参列した西川氏。とにかく「人をたてる」人柄の素晴らしさが印象に残っているという。「『我が巨人軍は永久に不滅です』という現役引退の時のあいさつにしても、自分のことはさておいて、それだけジャイアンツを愛していたのだと、私は絶対にそうだと思っています。普通、ああいう言葉は出てこないですよ」と、しみじみと当時を振り返った。

 ジェンティルドンナがラストランを飾った14年の有馬記念で長嶋さんが中山競馬場に来場した際、馬主役員室で一緒にレースを観戦した思い出も忘れられないという。「長嶋さんが手を振ったら、本当にファンの方々の盛り上がりがすごかったです。私も隣で一緒に手を振ったのは、いい思い出です」と、あの笑顔が目に焼き付いている。

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