吉本新喜劇元座長・川畑泰史と「矢野・兵動」兵動大樹のNSC大阪校9期生コンビが4日、大阪・ミナミの吉本興業本社で、2人が主宰する演劇「この先10年プロジェクト」の第3弾として主演する舞台「ふたり、静かに…!?」(19~21日、大阪・ABCホール)のPR会見を行った。

 膨大で伏線が張り巡らされたセリフが飛び交う岡部尚子氏作の会話劇。

23年には「ふたり、静かに」のタイトルで、あめくみちこ、竹内都子、小川菜摘の3人が出演して上演された。兵動は「女性の小さい日常の悩みみたいなところに焦点を当てて作られたところに、おっさん2人を無理やり放り込んでもらった」と解説。川畑も「日本一分かりやすい劇団(吉本新喜劇)と一番かけ離れたお芝居。新喜劇なら2時間の台本を3時間で覚えられるのに」と台本を頭に叩き込む作業に苦しんでいるようだ。

 豪華な日替わりゲストも登場する。19日は松竹新喜劇リーダーの藤山扇治郎、20日は吉本新喜劇座長・すっちー、21日はマチネが同座員・未知やすえ、ソワレはシークレットとなっている。川畑が「“シークレット”という若手ならすいません」、兵動も「おりそうやなあ。NSC出たてで」とボケたが、実際は「意外性のある人」(兵動)、「名前出したらすぐ客席埋まるくらいの方」と大物の登場を予告した。

 ちなみに川畑が先月末に出演した舞台「ナインティナイン岡村隆史の花の駐在さん」の縁で、やはり同期の岡村が友情出演する…わけではないという。川畑は「(7月3日に、池乃)めだかさんのイベントに出はんのやし、(同8日に、お~い!)久馬くんの『月刊コント』(いずれもなんばグランド花月)にも出はんのやし『もうええわ』って言われそう」と苦笑いした。

 ストーリーを妨げないよう、アドリブでボケることもツッコむことも我慢するという。兵動は「演技で分かってもらえるように仕上げていきたい」と気合十分。

川畑も「演劇が好きな方、吉本新喜劇が好きな方の両方に『ああ楽しかった』と言ってもらえるようなもん作りたい」と意気込んでいた。

 「この先10年プロジェクト」は、同期の2人が「この先の10年後、どうなっているんだろう…?」という疑問が心に沸き起こったことからたち上げた企画。24年は舞台第1弾「なれない」、昨年は舞台第2弾「あのころの僕、これからの俺~タイムスリップ1970~」を上演している。

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