◆第247回英ダービー・G1(日本時間6月7日未明、英国・エプソム競馬場・芝2410メートル、稍重)

 英国伝統のクラシック競走は13頭で争われ、ロナン・ウィーラン騎手が騎乗した3番人気のクリスマスデー(牡3歳、愛国・エイダン・オブライエン厩舎、父キャメロット)が、G1初勝利を飾った。Aオブライエン調教師は同レース史上初の4連覇で通算12勝目。

父のキャメロットは2012年に勝っており、父子制覇となった。勝ち時計は2分43秒75。

 雨の影響で重くなった馬場のなか、クリスマスデーは2番手から追走。最後の直線では馬場の真ん中を堂々と突き抜け、2馬身3/4馬身差をつけて圧倒した。昨年秋のエアフィールドS、今年4月にはバリーサックスSを勝っており、重賞は3勝目。前走のダンテSではアイテム(1着)、アクション(2着)に続く3着だったが、ここで借りを返した。なお、1964年にはサンタクロース(父シャモセール)が勝っており、62年ぶりにクリスマスつながりの馬が勝利を飾った。

 6番人気のモルティーズクロス(トム・マーカンド騎手)が2着。4番人気タイのジェームズジェイブラドック(ディラン・マクモナグル騎手)が3着に続いた。

 なお、4頭出しだったAオブライエン厩舎で注目を集めていたベンヴェヌートチェッリーニ(ライアン・ムーア騎手)は、公正なスタートができなかったとして出走取り消しの扱いとなった。

 同レースは総賞金が50万ポンド増額し、今年の総賞金は200万ポンド(約4億2209万円=2026年フランスギャロのレートより換算)となった。1着賞金は100万ポンド(約2億1104万円)。

 1780年に第1回が行われ、2001年にガリレオ、09年にシーザスターズなど数々の名馬が勝っている。また、23年にはディープインパクト産駒のオーギュストロダンが制覇した。

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