◆第76回安田記念・G1(6月7日、東京競馬場・芝1600メートル、良)

 春のマイル王決定戦は17頭立てで争われ、武豊騎手が騎乗した8番人気のシックスペンス(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父キズナ)が1着。G1・5度目の挑戦で白星をつかんだ。

 同馬はこれまで24年スプリングS、同毎日王冠、25年中山記念といずれもG2で重賞勝利。今回は、レース前日(6日)にも美浦・Wコースでしまい1ハロン12秒1(5ハロン77秒5)と、追い切りレベルの破格の時計をマークするなど異例調整でレースを迎えていた。昨年12着から見事に1着となった。勝ちタイムは1分32秒1。

 武豊騎手は当初、アドマイヤズーム(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父モーリス)に騎乗する予定だったが、同馬は右前脚の爪を傷めたため、出走を回避。3日に新たなコンビを組むことが発表された。これまで90年オグリキャップ、95年ハートレイク、09年ウオッカで3勝を挙げていたレジェンドは、最多タイ記録の4勝目(ほかに川田将雅騎手)。57歳2か月24日でのG1勝利は、横山典弘騎手の56歳3か月4日を更新する史上最年長Vとなった。

 2着は1番人気のガイアフォース(横山武史騎手)、7番人気のワールズエンド(津村明秀騎手)が同着となった。

 武豊騎手(シックスペンス=1着)「いい仕事ができました。急きょの騎乗で結果出せてすごくうれしいです。乗ったことあるジョッキーに聞いたり、調教師とも打ち合わせして、しっかり考えて乗りました。

ハナでもいいくらいと思っていました。前がなかなか止まらないし、後ろからも来ていましたが、この馬の強い時のイメージで、いいんじゃないかと思いました。(JRA・G185勝目が史上最年長G1勝利に)うれしいですね。田中(博)調教師とは騎手時代から仲良くて、一緒に勝てたらいいねと話して、実現出来ました。(ウオッカ以来の安田記念V)久しぶりですね。非常にうれしいです。きょう改めて強い馬と感じました。これからも活躍できたらいいですね」

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