◆第108回全国高校野球大阪大会 ▽2回戦 大阪桐蔭16―0汎愛=5回コールド=(15日・GOSANOD南港野球場)

 今春のセンバツで優勝し、史上初となる3度目の春夏連覇がかかる大阪桐蔭が初戦となる2回戦で汎愛にコールド勝ちした。

 2回に打者一巡16人の猛攻で11点を挙げるなど、14安打で16得点と打線が爆発。

投げては先発の背番号11の左腕・小川蒼介(3年)が3回を1安打無失点、6奪三振で抑えると、計3投手の継投で“完封”した。

 西谷浩一監督は「初戦なので入りは難しいかなと思いましたが、みんなでしっかりゲームを作って2回にビッグイニングを作れたので良かった」と話した。

 センバツで優勝投手となった川本晴大投手(2年)が大会直前にコンディション不良で登録メンバーを外れた。指揮官は「棘上筋(きょくじょうきん)の肉離れです」と左肩のインナーマッスルの肉離れであることを明かし、「投げられないという判断。川本に代わるピッチャーはいないので、みんなでやるしかない。打者も投手もみんなで頑張ろうと話をした」と語った。

 先発の小川は春の府大会で最速を3キロ更新する150キロをマーク、6月の秋田・鹿角戦ではノーヒットノーランを達成した。指揮官は「全員でつないでいこうということでしたが、状態がいいので頭は小川にしました」と説明。小川は「初回は緊張して力が入ってしまったけれど、(捕手の)藤田と話をして打たせて取ろうと思って投げた。もっと投げたかったです」と笑顔をみせた。

 打線では1番起用の仲原慶二(2年)が4打数4安打4打点、二塁打2本、三塁打1本と大暴れした。「自分の打撃でチームの勢いをつけようと思った。

それがいい結果につながってうれしい」と語った。同級生の川本には「甲子園にもう1回連れて行くから」と約束。川本からは「頼むぞ!」と言われたという。

 「川本の分までという気持ちと“川本抜き”でもやってやるぞという気持ちです。みんなで束になって粘り強く戦おうと話しました」と仲原。“エース”離脱も結束力が高まっての初戦コールド発進。夏の大阪でも大阪桐蔭が本命だ。

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