◆第108回全国高校野球選手権東東京大会▽5回戦 帝京4X―3小山台(19日・神宮)

 今春のセンバツに出場し春夏連続出場を目指す帝京が小山台との接戦を制し、8強入りを決めた。

 初回に1点を先取されるも、その裏、目代龍之介外野手(2年)の高校通算21本目となるソロ本塁打で同点とした。

2回には蔦原悠太内野手(3年)の左中間ソロで勝ち越しに成功。

 4回に2点を奪われて逆転を許した。しかし、2―3で迎えた7回、四死球に犠打で2死一、三塁のチャンスをつくると、暴投で追いついた。同点の9回。2死二塁から島末明弥内野手(2年)がサヨナラ適時内野安打を放った。 

 4回戦の日体大荏原戦では13安打15得点を奪った帝京打線だが、この日は小山台の3投手の前にわずか3安打。初回にソロ本塁打を放った目代は、米・大リーグのメッツ、カージナルスのスカウトの眼前で長打力を発揮したものの、安打はこの1本のみ。「(本塁打で)流れをリセットできたのは良かったが、他の打席は課題。もう一度一からやって次につなげられたら」と、勝利に手放しで喜ぶことはなかった。

 金田優哉監督(41)も課題を口にした。「小山台のピッチャーが本当に丁寧に(コースを)突いてきた。(シフトで)ヒット性の当たりも何回も止められた。

よく研究されていたと思う。優勝を目指す中で、もう一度作り直さないといけない部分がある」。小山台打線に11安打を許した投手陣や走者を背負った中での守備など、反省点を挙げた。

 次戦は23日に、4強入りをかけて郁文館と激突する。指揮官は「負けるときは自滅だと思う。バッティングはもう一度頭を整理して準備できれば」と手綱を締めた。

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