◆第108回全国高校野球選手権富山大会 ▽決勝 高岡商10―4富山第一(25日・富山市民)

 ノーシードから勝ち上がった高岡商が優勝候補の富山第一に勝ち、4年ぶり23度目となる夏の甲子園出場を決めた。準決勝で今秋ドラフト上位候補の最速156キロ左腕・前田侑大(ゆうと)投手(3年)擁する高岡第一に勝利した勢いそのまま、頂点に立った。

 1-0の初回裏に一度は逆転を許したが、直後の2回にすぐさま同点に。3回に2死満塁から棚辺向日歩が走者一掃の三塁打を放って3点を勝ち越して主導権を握ると、中盤以降も着実に加点、15安打の猛攻で富山第一を突き放した。富山第一も9回に2点をあげるなど14安打を記録した打線が最後まで食い下がったが、逆転には届かなかった。

 今大会は勝負強さが光った。初戦の富山国際大付戦は一時4点差から逆転。2、3回戦はコールド勝ちと、一気に畳みかける攻撃力の高さも見せた。準決勝の高岡第一戦では初回に4点を奪って主導権を握り、4回から前田が登板した後も1点を追加。チーム一丸で最速156キロ左腕を擁する高岡第一を退けた。

 甲子園での勝利は3回戦敗退した2019年夏が最後。1947年夏に同校最高成績の8強入りを果たした古豪が、聖地で79年ぶりに歴史を塗り替えるか。

編集部おすすめ