◆第108回全国高校野球選手権岩手大会 ▽決勝 花巻東5―0盛岡大付(25日・きたぎんボールパーク)

 花巻東が3年連続の盛岡大付との決勝を制し、14度目となる夏の甲子園出場を岩手初となる夏4連覇で決めた。

 ライバルを相手に安定した試合運びを見せた。

2回に1点を先取すると、4回には斎藤蒼梧が2点適時打。早くもこの日3打点目とした。9回にも2点を追加し突き放した。先発の萬谷堅心(3年)はゴロを打たせる投球で5回まで無失点。高いゲームメイク能力を示し、その後も得点を許さず5安打3奪三振で完封した。

 花巻東は春の県大会決勝で盛岡大付との接戦を制し頂点に立ったが、春季東北大会では準々決勝で青森山田に敗れた。悔しさをバネに挑んだ夏の大会は準々決勝で久慈をサヨナラで下し、勢いそのまま一関学院との準決勝はコールドで突破。決勝に駒を進めていた。

 クリーンアップを担う赤間史弥(3年)、古城大翔(3年)、萬谷を軸にする強力打線と、二刀流で「背番号1」を背負う萬谷を中心とした投手陣の層の厚さで勝ち上がった。

 昨夏の甲子園は2回戦で東洋大姫路に敗れるなど、夏の過去最高成績は4強(春は準優勝)。初の頂点を目指し、岩手の歴史を塗り替えた王者が聖地に乗り込む。

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