◆第108回全国高校野球選手権岩手大会 ▽決勝 花巻東5―0盛岡大付(25日・きたぎんボールパーク)
花巻東が3年連続の盛岡大付との決勝を制し、14度目となる夏の甲子園出場を岩手初となる夏4連覇で決めた。佐々木洋監督(50)は「4連覇という重圧の中で前半戦は動きも悪かったと思います。
先発した二刀流エース・萬谷堅心投手(3年)はスライダーで有利なカウントを作りながら、ストライク先行の投球。最後の打者を二ゴロに仕留めると笑顔で拳を握り、マウンドでナインと歓喜の輪を作った。9回5安打94球で完封。100球未満で完封する「マダックス」を達成した。打撃でも2つの申告敬遠を含む3打数2安打と二刀流のエースが大一番で躍動。萬谷は「4連覇というプレッシャーもかかった中で、こういう形で優勝できた。今まで苦しいこともあったので、本当に良かった」と笑った。4連覇のかかった試合で投打に活躍したエースを佐々木監督も「萬谷のピッチングとバッティング。それが全てだった」と絶賛した。
春の県大会決勝で盛岡大付との接戦を制し頂点に立ったが、春季東北大会では準々決勝で青森山田に敗れた。悔しさをバネに挑んだ夏の大会は準々決勝で久慈をサヨナラで下し、勢いそのままに一関学院との準決勝はコールドで突破。
昨夏の甲子園は2回戦で東洋大姫路に敗れるなど、夏の過去最高成績は4強(春は準優勝)。指揮官は「経験を積んだ選手がいるのは非常に大事。この20人と決めることなく、刺激を入れて短い期間になりますが、課題を修正して臨みたい」。岩手の歴史を塗り替えた王者が初の頂点を目指し、聖地に乗り込む。










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