◆プロボクシング ▽日本スーパーライト級(63・5キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・川村英吉―同級2位・渡来美響(8月1日、東京・後楽園ホール)

 日本スーパーライト級タイトルマッチの前日計量が31日、都内で行われ、王者・川村英吉(26)=角海老宝石=は63・4キロ、挑戦者の同級2位・渡来美響(27)=横浜光=は63・3キロでクリアした。

 初防衛を狙う王者・川村は「プレスをかけて、自分から攻めて、自分から勝ちに行く。

しっかりと勝ちたい」と宣言。一方、2度目の王座挑戦となる渡来も「やっと日本タイトルを取れるという楽しみな思いがある。自分の持っているものを発揮して全力で取りに行きたい」と王座奪取へ自信をにじませた。

 両者は昨年12月の日本同級挑戦者決定戦で対戦予定だったが、渡来の手の負傷により、試合が中止となっていた。川村は今年4月の王座決定戦で、元日本同級王者の藤田炎村(横浜光)を2―1の判定で下し、新王者となった。王者として防衛戦に臨む川村は「相手はうまくて速い選手」と警戒しつつ、「自分のペースに持っていければ。KOは常にこだわっているが、勝てれば正直何でもいい。よくてKOで。しっかり何が何でも勝つという感じです」と王者の覚悟を口にした。

 対する渡来は、昨年3月に当時の日本同級王者・李健太(帝拳)に挑むも9回負傷判定負け。今年5月の前戦(同級8回戦)でアイザック・スパタ(中日)を3―0の判定で下し、再びタイトル挑戦の機会をつかんだ。

 前回のタイトル挑戦を「勝ちに徹することを意識して抑えたボクシングになった。

日本タイトルというものを意識しすぎてしまって、自分のボクシングができなかった」と振り返る。しかし今回は「久々に思い切った試合ができる。判定だろうがKOだろうが、確実に勝ちたい。今回は2回目なので気持ち的にも楽だし、『やっと取れるんだ』という気持ちで臨みたい」と力みはない。「プロになった当初から世界チャンピオンになることが最終目標。ここをクリアしないと世界なんて行けるわけがない。僕というボクサーの証明も含めて勝ちたい」と、日本王座獲得を世界への第一歩と位置づけた。

 戦績は川村が7勝(4KO)1分け、渡来が8勝(5KO)1敗。

 興行はU―NEXTで独占ライブ配信される。

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