◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―7阪神(1日・神宮)

 阪神が熱戦を制し、7月23日以来のセ・リーグ単独首位に躍り出た。貯金は今季最多の12。

降雨による2度の中断を乗り越え、集中を切らさず戦い抜いた。

 この日も主役は森下だった。2―3と逆転を許した直後の2回2死一塁、降雨のため試合が中断。ゲリラ雷雨が襲った初回に続いてこの日2度目だった。42分後に試合が再開され、迎えた3回1死一塁で初球のカットボールを左翼席へ運んだ。今季100安打目が、セ・リーグキングの25号2ランとなった。「中断がありましたが、試合展開としては逆転された次のイニングだったので、後ろにつないで1点、という意識が最高の結果につながったと思います」。前日31日は下半身のコンディション不良でベンチスタートだったが、この日は「3番・右翼」でスタメン出場した。スタメン復帰を自らの豪快なアーチで飾り、存在感を見せつけた。

 先発の伊藤将は、2回に投手の高橋の適時二塁打で1点差に迫られると、なおも2死二、三塁で、長岡に中前への2点打で逆転を許した。その後は中断を挟みながらも、粘って5回4安打3失点で降板。「中断もあって難しい展開でしたが、集中力を切らさないように意識をしました。

野手陣がすぐに逆転してくれたので、なんとかこの1点を守り切りたいという気持ちで投げました」。打線の援護もあり、昨年7月13日のヤクルト戦(甲子園)以来、384日ぶりの勝利を手にした。

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